ChatGPTの登場によって、AI業界に革命が起こりました。今や、話題に上がらない日がないほど、急速に普及しています。今回は、4月22日の東洋経済の記事の内容も参考にしながら、私の見解を解説していきたいと思います。専門家の中には、第4次AIブームが到来したと言われているほどです。そんな中で、今回はChatGPTの使い方や今後の展望、そして私の意見をまとめてみたいと思います
ChatGPTとは? なぜここまで有名に?
OpenAIという企業が開発した対話型のAIであるChatGPTは、質問に対してまるで人間と会話しているかのようにスムーズに答えてくれます。この回答力が大変注目されています。企画資料の作成や、記事のアイデア出しにも活用でき、質問に答えるだけでなく、アイデア提案も行ってくれます。さらに、文章の要約や議事録の要約なども瞬時に実行できる優れた機能を持っています。日本では、大手企業の導入も進んでおり、ますます注目を集めています。4月10日には岸田総理がOpenAIのCEO(サム・アルトマン)と対談しており、その重要性はますます高まっています。
ChatGPTの仕組み
では、そんなChatGPTを上手に活用する方法を考えてみましょう。いくつかの話を聞くと、回答がいまいちだと感じる人もいるようです。しかし、ChatGPTの仕組みを少し理解することで、回答力が飛躍的に向上します。
ChatGPTは、人間のように会話をするわけではありません。仕組みは非常にシンプルで、確率の高いフレーズを大量のデータから引き出して回答を生成しています。例えば、「昔々」と続けると、「あるところに」という、昔々の後に続く確率の高い言葉が選ばれます。
ですので、相手の気持ちを汲み取って会話をするわけではないため、質問を明確に整理した上でChatGPTに投げかけることが重要です。
ChatGPTで気を付けるべきところ
ChatGPTの有料版ではセキュリティ面が考慮されていると言われていますが、それでも個人情報の入力はリスクが伴います。企業情報も入力しないように注意しましょう。また、ChatGPTは非常に嘘をつくのがうまいです。本当のことのように嘘をつくことがあるのは、確率から最も続きそうな言葉を選んでいるためかもしれません。そのため、現状では調査や事実確認には適していません。事実確認は人間が行うことが重要です。
ChatGPTの使い方
日本語ではなく英語で質問する
当然のことながら、英語と日本語では学習データ量が大きく異なるため、ChatGPTは英語を得意としています。ですので、英語が話せる方は、英語で質問することをお勧めします。
質問の仕方
簡単ではありますが、質問の仕方をまとめましたので、参考にしてみてください。
役割を与える
例えば、学校の先生で小学生でもわかるレベルで教えてくださいなどで、難しい言葉の意味を説明してもらう時に使うと、分かりやすく要約してくれたり、説明してくれるようになります。
ハッシュタグをつける
命令や、説明分には#を付けて分かりやすくしてあげると回答で得られる精度がたかまります。
何度も対話を重ねる
ChatGPTは前の会話も考慮して会話してくれます。そのため、一回で最適解を出さずに何度も会話することが良いです。
制約をつける
ハッシュタグを用いて、制約を付けてみるとさらに精度を上げることが可能です。
300文字以内などの文字制限をつけてあげても良いでしょう。
上記の事を踏まえて質問してみてください。
下に一例を記載しておきます。
#質問:
あなたはExcel講師です。
VLOOKUP関数の使い方を説明してください。
#制約:
・箇条書きで手順を説明する。
・小学生でもわかりやすい言葉を使う。
・Excelは開いている状態から説明する。
・簡単な表も作成してコピーできるようにする。
ちなみに添付画像が得られた回答です。 私も使い始めてまだまだ浅いので日々勉強が必要ですね、、、、
ぜひぜひ、試してみてください!
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